骨盤のゆがみとは
骨盤がゆがむ原因
寛骨を形成している三つの骨のうちのひとつである腸骨と、仙骨とを繋いでいるのは仙腸関節です。蝶つがいの役割をしている仙腸関節は圧力に弱く、持続的にまたは突発的に強い力が加えられると、結合部がゆがんだり開いたりしてしまうことがあります。
いつも同じ足の組み方をしていたり、かばんを持つ手がいつも同じだったりすると、気付かないうちに圧力を加え続けているということになります。寝るときの姿勢も重要です。寝返りを打つといつも同じ方が下になる、変な姿勢で寝る癖がある、うつぶせで寝るのが楽という人は、すでに骨盤がゆがんでいると考えられます。
座り方も気をつけましょう。長い時間を椅子に座って仕事するときなど、疲れてくるとどうしても姿勢が悪くなり、猫背や背骨のゆがみを招きます。日常的に姿勢の悪い方は気づかないうちに骨格をゆがめてしまっています。女性がよくする斜め座り(横座り)や足をハの字に開く座り方もゆがむ原因になっています。
また、まだ骨盤が固まりきっていない子供の頃に強く腰を打ったことがある場合は、そのときに骨盤をゆがめてしまった可能性があります。日々の運動不足や、年をとったりなどで骨盤を守っている腹筋の筋力が低下すると、骨盤が開いたままになってしまいます。
そうすると、骨盤に守られていた内臓が下がってしまい、下っ腹がぽっこりと出てしまうのです。スポーツで身体を鍛えている場合でも、偏った筋肉ばかり集中的に使っていると、バランスが崩れて骨盤のゆがみを引き起こすことがあります。