骨盤のゆがみとは
骨盤が傾いている
「骨盤が傾いている」というのは、文字通り前後左右のいずれかに骨盤が傾いてしまっています。内蔵を支える器である骨盤が傾いてその役割を果たせておらず、お腹の筋肉が重い内臓を支えている状態にあります。
その筋力が弱くなると内臓を支えきれず下垂してしまいます。骨盤は腹直筋などの腹筋によって支えられているので、腹筋が弱まると骨盤も傾いてしまうのです。骨盤の代わりに内臓を支えていた筋肉は過度の緊張状態にあり、ひどく凝って背骨や神経を圧迫しています。
床に仰向けに寝転んだとき、腰の下に開いた状態の手のひらが入るのが理想と言われています。腰の下に握り拳が入ってしまう方は骨盤が前傾している、反対に手のひらが入らないとか仙骨が床に当たって痛いなどいう方は骨盤が後傾していると言われます。そして、背筋を伸ばして正座して、肋骨の下から骨盤までの距離をはかり、右が長ければ左側に傾いており、左が長ければ右側に傾いています。
骨盤の前傾は日本人に最も多く、特に女性や子供によく見られるタイプです。このタイプはそり腰や出っ尻になりやすく、必要以上に腰を反ることで背骨に負担がかかって腰痛や肩こりを起こしやすくなります。
骨盤の後傾は猫背になり、X脚やO脚になることもあります。前傾・後傾のどちらのタイプも、内臓をしっかり支えられずにお腹がぽこんと出てみえる方がいます。腰から下の関節に負担をかけるので関節痛をおこしやすく、筋肉の負担も大きくコリが生じやすいので、リンパの流れにも悪影響を及ぼし、血行不良から冷え性になることもあります。