美容への影響

O脚・X脚

O脚とは、直立して両足内側のくるぶしを密着させたときに、両膝の間に隙間が出来てしまう脚のことで、いわゆるがに股の状態であり、内反膝とも呼ばれています。膝関節内側の半月板や関節軟骨が変形して関節内側の感覚が狭くなってすねの骨の先端が内側に傾き、膝が曲がって外側に張り出しています。

X脚は、膝は密着しているのに太ももの間とふくらはぎの間に隙間が出来てしまう状態で、外反膝とも呼ばれます。歩くときに膝がぶつかってしまうので歩きづらく感じ、不格好に脚の間をあけて歩くようになります。

O脚やX脚は乳幼児にも見られますがほとんどは一過性のもので、あまり気にする必要は無い場合が多いです。成人のO脚やX脚の原因は骨盤の開きにある場合が多く、日頃の生活習慣や姿勢と深い関わりを持っています。骨盤は寛骨臼によって股関節と連結しているのですから、骨盤がゆがめば股関節もずれてしまいます。

ずれた股関節に繋がっている大腿骨が外側へずれ、膝や足首にも影響がおよび、大腿骨と脛の骨にねじれが生じます。そうしていびつに湾曲した状態の脚になってしまうのです。変形性膝関節症や腰痛の原因になることもあり、アンバランスな形状であるため、最終的には背骨や内臓の機能にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

後天的なO脚やX脚は、遺伝や病気が原因であることは少なく、骨盤矯正ベルトや骨盤体操などで矯正することができます。一度曲がってしまった骨は矯正してもすぐに元に戻ろうとしますので時間はかかりますが、生活習慣の見直しなども含めて気長に治していきましょう。