ゆがみによる身体の不調
睡眠障害
意外に思われるかもしれませんが、骨盤のゆがみが不眠を引き起こしている場合があります。骨盤が開いたままの状態が良くないのは確かなのですが、逆に骨盤が閉じたままですと、イライラして怒りっぽくなったり、眠れなくなってしまったりすることがあります。
骨盤の開閉は、日常的に自然に行われるものです。仙腸関節の動きはほんの数ミリ程度ですが、呼吸と共に開閉し、自律神経とも連動しています。体の休息や修復をしている時、リラックスしている時には副交感神経が働き、このときに骨盤は開きます。活動中や、緊張やストレスを感じているときには交感神経が働き、骨盤は閉まります。
人が眠るのと同じように、骨盤も夜に向かって開いていき、朝に向かって閉じていくのです。更に、女性の場合には生理周期に合わせるようにして開閉を繰り返しており、これは男性にも見られるものです。つまり、一ヶ月のうちに骨盤が開きやすい時期と閉じやすい時期があるのです。骨盤がゆがんでいると、この自然な開閉が出来なくなり、身体や精神に様々な症状が現れてくるのです。
骨盤が閉じているときは交感神経が優位にたっているので、緊張が続いてイライラしやすくなり、なかなか寝付けない、眠りが浅いなどの問題が生じます。このとき、大部分の方に見られる肩や首のコリも不眠の原因になっています。
寝る直前まで仕事や勉強など頭を働かせるようなことはやめて、自身をリラックスできる状態に持って行きましょう。熱いお風呂やシャワーは交感神経を刺激しますので、ぬるめのお湯にゆったりと入り、身体を解きほぐして緊張を和らげましょう。