自分でできる予防と改善
立ち方・座り方
意外と無意識に癖の出る立ち方や座り方。脚をクロスさせて立つ、片脚に重心をかけて立つ、子供に多い側面立ち、脚を組んで椅子に座る、正座を崩してお尻を床につけて座る、等々。これらは全て、骨盤をゆがませる原因です。脚を組んで更にもう一回絡ませる座り方をする方もいます。
一見して身体が柔らかいように思えますが、骨盤がゆがんでいる方はこうしないとバランスがとれないのです。脚をハの字に開いてお尻を床に付ける座り方や内股での立ち方や歩き方は、見た目はかわいいのですが、これは骨盤を開かせてしまいます。
クロスさせた脚や、片脚に重心をかけることが腰に良くないのはなんとなくおわかりになるでしょう。身体が自然といつもの姿勢を取ってしまうので意識しないと治りません。逆を言えば、意識すれば改善できるということです。
一般的に良い立ち方とされているのは、かかとを付けてまっすぐ立ち、つま先を開く場合は30度程度までと言われています。つま先を開きすぎると扁平足や外反足(足が反り上がる)の原因となります。長時間の立ち仕事などでは、脚全体を肩幅程度に開いてつま先をまっすぐ前に向け、膝の突っ張りを多少ゆるめると疲れにくくなります。
床に座る場合で一番良いのは正座です。正座用の椅子を使うのも良いでしょう。背筋を伸ばして顎を引き、慣れるまでは5分からでも続けていきましょう。椅子に座る場合では、背筋を伸ばして深く腰掛け、両足をきちんと床に付けるようにします。自分に合わせて椅子の高さを調節しましょう。